~ICTは教具より文具としての活用を!~小池翔太先生に学ぶ

11/14(土)に流山市の市民団体Nagareyama Challenge for Education(ピーナッツ)さん企画運営のzoomウェビナー「オンライン学習でできることできないこと」に参加しました。

講師は千葉大学教育学部付属小学校のICT活用教育主任、小池翔太先生です。

8/22(土)大阪府吹田市の市民団体Next Education for Suitaさん企画運営のウェビナー「ICT×教育 Teamsの可能性を探る」で初めてお話を聞いて以来2度目の講義でしたが、実践に基づいた小池先生のお話はとても理解しやすかったし、なにより、先生の思考がしなやかでポジティブで、終始ワクワクしながら聞かせていただきました。

印象的だったことを何点か列挙します。

・ネット上のコミュニケーショントラブルなどは必ず起きる。ICTが学習や生活を豊かにするという発想で試行錯誤を。

・デジタル教科書や学習コンテンツ、授業配信など、これまでの学習をオンライン化することで「学力保障」をする道のりは険しい。ICTを先生が教えるための教具としてではなく、子どもたちが自分で勉強するための文具と捉え、まずは「繋がり保障」を。教育観の転換に、必要な遠回りだと思ってほしい。

・教育現場の痛みを伴う教育観の転換を、保護者は温かく後押ししてほしい。


同感です!

そして、アタシたち、ホント後押ししたいんです!

今年度中に、一人一台のICT端末が配付されるなんてこれっぽっちも気付いていない大半の保護者たち。そりゃそうですよね、「便りは印刷配付が確実!学習は登校して一斉に一律に限る!」を頑なに貫いてきた学校が、そんなことするはずないっていうのが多くの保護者の感覚です。

皮肉にもコロナ禍が追い風となり、GIGAスクール構想が前倒しになりましたが、松戸市からは保護者に取り組みをほとんど開示していません。学校現場にもさほど情報は降ろされていない様子。どうしてなのかしら。。。

今回、小池先生にチャットで質問させていただいたら、「ちょうど先週、松戸市に講師として招かれたんですよね~」と先生。飛び上がるほど嬉しかった⤴

小池先生のお話が教育委員会・学校現場に響き、保護者(地域)と一体となってチャレンジする必要性に気づいてくれますように☆

(竹内)


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