マツコ「オープンハウス」に行ってみた♪~集めた市民の声の行き先は~


 先日、「オープンハウス」へ行ってきました。と言っても、CMでおなじみの某不動産会社ではありません(笑)。

 (松戸市のHPより)現在、市では平成11年に策定した松戸市都市計画マスタープランの改定作業を進めています。 市民の皆様に、検討内容に対するご意見をうかがい、より良い計画にするため、オープンハウス(パネル展示)を開催いたします。ご都合の良い時間と場所に、お気軽にお立ち寄りください。 


 ということで、展示の見学とお話を聞きに行ってみました。

 キテミテの9階のアートスポットにて、広い部屋の壁にパネル展示でマスタープランの概要や、各地域の細かい課題や平成30年の市民アンケートの結果、方針のパネル展示、プロジェクターを使って外国人向けの松戸の観光プロモーションの動画上映と、最後にアンケート記入とワークショップのような形で壁に張られた大きな松戸の地図の各地域に良いところや課題など意見を自由に付箋に書いて貼るコーナーがありました。 

 このマスタープランは、あらゆる都市計画の元になる大事なもの。平成11年にマスタープランが策定されて20年が経過し、この間どう変わってきたのか、そしてこれからどう具体的に変わっていこうとしているのかを知りたくして、足を運んでみましたが、パネル展示を見るだけではなかなか理解することが難しく、特に最後のアンケートは答えるのがちょっと大変でした…。

 職員さんは気軽に丁寧に質問に答えてくれますが、基本は「お話伺います」具体的にどんな計画になるかはこれから…という感じだったので、そもそもこのイベントは、市民と課題を共有するだけの場だったのかな。

 私自身がオープンハウス開催の意義をよく理解していなかったかもしれませんが、より多くの市民にマスタープランについて意見を求める必要があるのだとすれば、コロナ禍で様々な形でデジタル化がすすめられている最中ですので、例えば概要を動画配信をしてメールで意見を求めたり、多くの市民の目に触れるような開催方法や告知の仕方があったほうが良かったのではと思いました。そして”パブリックコメント”との違いは…。

 パネル展示を見学した後、壁の地図の貼られた市民からの意見を見て、 自分が住む地域と市役所周辺以外の地域の実情や課題、また現状で一般市民が松戸についてどう感じているのかに触れることが出来たのでそういう意味ではとてもいい機会だったと思いました。

 せっかくのチャンスなのでパネル展示を見た後、改めて松戸について感じることを付箋に書いてみるのもいいのではないでしょうか。

 今回のオープンハウスで集まった”市民の声”が計画の策定にどう反映されていくのか、

《市民の声の行き先》に今後も注目していきたいと思います。

松戸市都市計画マスタープランについて

オープンハウス(パネル展示)を開催します

(小川)

 


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