R3.10.10開催 オンラインおしゃべり会のご報告♬

 令和3年10月10日(日)に開催しました「オンラインおしゃべり会」、運営含め約12名の参加があり無事に終了しました🎵

 今回のテーマは『みんなで話そう!学校のアレコレ』ということで、マツコの活動の原点である市内の小中学校の”PTA”と、9月からの緊急事態宣言による短縮日課で一気に広まったICT(オンライン学習)について情報共有をしながら、チャットを交えて楽しいおしゃべりの時間となりました!

ご参加いただいた皆さまありがとうございました!

 まずは、ICTについて。事前に頂いたアンケートをもとに各学校の取り組み状況などを共有し、特に「オンライン欠席連絡」は市内でも始まっているところが徐々に増えてきていて、参加者の中ですでに開始されている学校の実際のシステムの画面を見せてもらい、使用した感想を聞くことができました。学校側の既読が分からないなど改善が必要と思われることはありましたが、システムとしては保護者、学校双方で活用のメリットが十分あるとわかったので是非市内の小中学校でもオンライン化を進めて頂きたいと思いました。

 「オンライン学習」は、事前のアンケート結果からも各学校で取り組み状況に差があることがわかりました。特にコロナ不安などにより自主休校している子ども達については、オンライン学習が有効に使われていない現状も知りました。夏休み明けすぐに短縮日課となり学校側も急ピッチで整備し、手探りの中での1ケ月だったと思いますが、コロナ不安の子供たちのフォローも含め、全体的に今回のオンライン学習についてのアンケートを取るなど、やってみてどうだったのか、問題などを検証をする必要性を強く感じます。

 そして、今後に向けて新たな問題提起として、”子どもたちの情報モラルの学びの必要性”についても話がありました。先日、町田市で学校から貸与されたタブレットのチャット機能を使ってのいじめの事件もあり、各学校ごとに対応がいろいろあり、どうしてもネットなどの危険性を伝え使用を抑制するような教育になりがちのようですが、一方でいまデジタル社会の中で子供たちが正しい判断力を持ち、情報を活用できる能力を身につける「デジタル・シチズンシップ教育」が注目されているそうです。

 タブレット端末が一人一台という恵まれた環境の中で端末の配備が目的にならないように、学習のツールの一つとしてこれからも有効に使っていけるように、学校と保護者のとの情報共有も大切だと思いますし、学校だけに任せず教育委員会のバックアップもお願いしたいところです。

 次に、”PTA”の話題へ。アンケート結果をもとに、各学校の情報を共有しました。参加者からは、委員会については手上げ方式で希望者を募って楽しく活動しているという話もあった一方、PTA活動に不信感があり非会員の選択をした方の話があり、マツコの代表から「そもそもPTAは任意団体である」という話から、市内でも多くの学校は入会の意思の確認がないままに全員PTA会員という状況になっていて、本来、PTAは学校と保護者をつなぐ役割があるはずなのに、現実的にその機能が生かされていない現状であることが分かりました。アンケート結果からも、コロナ禍で活動が停止または、縮小している学校も多くあり、今後新型コロナウィルスの感染が落ち着いてきた時に、PTA活動がどう変わっていくのか、マツコとしても注目していきたいと思います。

 今回のおしゃべり会を通して、忙しい子育ての中でどうしても視野が狭くなってしまいがちですが、同じ市内の他の学校の話や、子供の年齢がちょっと先の方のお話しを聞くだけで、視野が広がり先の見通しも見えて安心することがあるので、学校を越えての保護者の繋がりの必要性を感じました。

 もし、学校生活の中で苦しんでいることがありましたら、是非、マツコにも聞かせてください。何かの力になれるかもしれません。おせっかいおばさんが待っていますので、一緒に考えていきましょう♪

 最後に、今回のオンラインおしゃべり会に向けての事前アンケートのお答えくださった皆さまありがとうございました。アンケート結果につきましては、精査したのち、改めてブログの中でご紹介させて頂きます。

                                        (小川)

 


 

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