「卒業証書誤記に伴う差し替えの件」についてコネクトしました。

 桜も満開になり、進級や進学を控えたお子さんのいるご家庭では新しい環境にドキドキワクワクしている時期ではないでしょうか?

 

 さて、今年度市内の公立小中学校の卒業式にちょっとしたハプニングがありました。

「卒業証書誤記に伴う証書の差し替え」です。こちらは市内の保護者のSNSでも卒業式の華やかな投稿の中にも「びっくりした」という内容や差し替えについての費用はどうなるの?などのコメントが見受けられました。


 修正が必要になったのは「卒業生の生年月日に“生”の字が未記載」という部分です。

 こちらは3月16日(水)公立中学校の卒業式の前日には判明しており、各市議会議員にも該当部署より状況の連絡があり対処されたようです。

中西かすみ議員のブログより「卒業証書の誤記」

(中西議員ご自身もお子さんが卒業生なので当事者です。)


 個人的に当事者の一人として状況を知りたいと思い、市長メールにて回答を求めました。

市長メールへの送信は3月24日(木)、返答は3月29日(火)と迅速な返答を頂けたことに感謝いたします。


*質問と回答については以下の通り。

① なぜこのような事態が起きたのか?

→業者との契約時は「生」の文字が入った証書で作業が進められていたが、校正段階で「生」が抜けていることに気づかず、卒業式前日での発覚となった。

② 差し替えの費用はどこから?

→今回の差し替えに係る費用につきましては発生しない。

(業者負担という事でしょうか?その費用も業者にとってなかなか大変だったのでは?)

③ 差し替えが本当に必要であったのか?

→規則にて定められているため、誤記の状態で授与することが難しいため、差し替えをお願い致しました。

(差し替えが各校バラバラで、さぞ現場は混乱したのではないでしょうか?)


 今後に向けてはチェック体制を強化する等、再発防止にむけて全力で取り組むとの事でした。


 実際の差し替えについてですが、我が子(小学生)は3月17日(木)の小学校卒業式当日のクラスごとの集合写真撮影を待つ間に差し替え版が届き、児童がクラスで待機の間に台紙への差し替えが完了したので卒業式当日に受け取ることが出来ました。

 娘の中学校では、卒業式の数日後に連絡メールがあり3月24日(木)にクラスごとに時間指定で学校へ来校しての差し替えとなりました。学校は準備が大変だったと思いますが、生徒や保護者にとっては先生との最後の挨拶の場になっていたようでした。

 誤記について誰かを責める気はありませんが、市民として現状の組織のチェック体制に問題は無かったのか?など気になりましたので市長メールをして、キチンと回答を頂けて良かったと思います。


 余談ですが、最近の卒業証書は写真のような冊子タイプに変わり、卒業式の写真撮影に映えるし保管も楽なので嬉しいです。(3年前の娘の小学校卒業式は証書+筒でした)

今後も引き続き、マツコとしても一人の保護者としても、松戸市の学びに注目していきたいと思います。

(富田)

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