マツジョ「松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会」

 こんにちは。石井と申します。 

  マツコが松戸市長選挙でわいわいしてる中、失礼しますね。 

  突然ですが、マツジョ「松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会」を立ち上げてみました。

(ちょっとマツコに名前を寄せてみました)

 最近ニュースなど見るようになった「ディスレクシア」「発達性読み書き障害」皆さんご存じでしょうか? 

 学習の大きな要素である「読み書き」に困難を抱えた子どもたちは、実はクラスに3人はいるというデータもあるとか。

 自身の子供の話になりますが、小学校の頃から学校に行き渋りが顕著に出てしまい、情報を集めたり、教育機関や専門機関に相談をしてきました。

 そんな中、「学校での困難」の1つに、書字への困難が大きく占めているのではと。 

 (千葉リョウコさん著の『うちの子は文字が書けない』という本は本当に分かりやすく、「必要な支援を与えられていなかったんだ…」と、かなり落ち込みました)

 それが分かったところで、「大人になったらほぼ書かなくなるし、大丈夫」

「今はICTがあるからどうにかなる」そんな答えに行き着くのですが…。 

 「今」「学校で」「勉強(=書く)をしなければいけない」(「学校で」については今いろんな意見がありますが)

「読み書き」支援に関しては、今まさに研究中といった様子で、学校では支援級の先生ですらまだ認知度が低いように感じます。これは教員の人員不足や、ICTの普及の現状も大きく影響していると思います。

 ちなみに「端末の配布=ICTの普及」ではないと考えます。

  現状、松戸市の端末の運用では、配布端末だけで読み書き支援をカバーするのは難しいように感じます… 結局この状況が変わらない、変えられない中、保護者は具体的に何ができるのか。

 全国的にも「読み書き障害」の啓発は進んでおり、支援アプリの使い方なんかもググればすぐ出てくるようになってきてはいます。全国規模でも、読み書き支援に関する親の会や、LD(学習障害)の会なんかもあると思います。 Zoom開催でセミナーなども開かれている模様。すごい。 

  その一方で、子供たちの現場である学校は今、ICT導入の過渡期で、 一番の混迷期のように感じます。 自治体によって、かなり差も出てきました。それでも、どうやら松戸市内でも、学校でのICTによる読み書き支援が少しずつ認められつつあるようなんです。

 ただ、そこに行き着くまでの保護者の負担がとにかくすごい。

  保護者側がここまでやらなきゃ、義務教育のスタートラインに立てないのか…と思ってしまいました。せめて、情報の入り口をもっと広げたい…。 

  ということで、松戸市内の状況など、保護者の情報のシェアの場があれば、少しでも支援につながりやすいのではないかと思ったのが、マツジョ「松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会」 を作ったきっかけです。

 せめて、わが子への支援を切り開いた道が、後に来る困っている方々のけもの道にでもなりますように。 

  そんなマツジョの第1回の活動は「AccessReading研修会」にみんなで参加してみよう! という企画になります。

  読み書き困難、支援にご興味のある方の申込みをお待ちしております!

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