皆さんも「市民の声(市長メール)」にコネクトしてみませんか?

  皆さんは「市民の声(市長メール)」の存在をご存知でしょうか?市民の皆さんからのご意見や要望がたくさん寄せられていて、「よくある質問FAQなども参考になることがたくさんあります。

  傍聴活動を続ける中で、市民が声を上げないと「市民からの意見や要望が無かった」ということになっている事があります。なので、多少ピント外れでも、松戸市の気になったことは自分なりに調べ、必要に応じて声は上げていくことの必要性を感じています。 

 市民活動などをすると、松戸市について考えるきっかけをもらう事が多々あります。 これは、市民活動だけではなく地域や子育てでも同じではないでしょうか? 

 最近のマツコの活動では、マツジョ(松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会)さん主催「AccessReading勉強会」や、おーい図書館さん主催「図書館が日本を救う~公共図書館の可能性~」のそれぞれの勉強会に参加する機会があり、そこから松戸市内の学校でのデジタル教科書の取り組みや、学校や図書館での読み書きに困難のある方へ対応がどうなっているのか?など個人的に気になりはじめました。  

   図書館についての勉強会では、「図書館は情報を提供する場」というヒントを頂いたので、説明をしてくださった常世田先生(元立命館大学教授)に質問させていただいたところ、立命館大学の大学図書館では、すでに10年程前から書籍の読み上げ変換(OCR)の取り組みをしているが、日本語は言語として読み上げ変換に不向きで、誤変換も多く修正に手間がかかること、図やデータ部分の読み上げが出来ないなどの課題について教えて頂きました。  

立命館大学図書館 図書館を使う>視覚障害者の方

 また、現状の図書館においての読み書き困難な児童への支援についてさらに質問したところ「児童生徒への教育の基本は公教育でやるべき(もちろん難しいことは理解した上で)」との言葉に、保護者としてハッ!とさせられ、ただただ頷くしかありませんでした。

 そこで、気になった部分について個人で市長メールで問合せてみました。

※市長メールのフォームで送信すると手元に控えが残りません。私は文書(Word)で事前に作成しておき、そこからコピペしてフォームで送信しています。このため以下の内容は下書き保存したものです。 


 【質問】デジタル教科書について松戸市の取り組みや方針など公開される予定はあるのでしょうか?なければ松戸市の方針や取り組みの公開をお願いします。

 

【要望】松戸市に新しく出来たひがまつテラス内「東松戸地域館」にある「ハンディキャップルーム」内で読み書き支援の音声ツールやワークなどのOCR活用を体験できるように出来ませんか?(特に子どもに特化したものではなく大人も含めた啓発コーナーとして)


 回答を希望すると、上記のようにメールで回答を頂くことが出来ます。回答に担当部署があるので、さらに聞きたい時は担当者へ直接聞くことが出来ます。(私は、電話での問い合わせが苦手なのでメールでまとめて聞けるこのシステムがとてもありがたいです。)

 市民として「こうあって欲しい!」と思ったことに、アクションを起こしてみてはいかがでしょうか? 

 もちろん、 担当部署によっては回答出来る範囲もあるかと思いますが、まずは聞いてみることも大切だと思います。私は引き続き、教育委員会会議の傍聴のついでに、進捗状況など聞いてこようと思います。

 (富田) 

まつど子育てコネクト matsuco