教育委員会会議終了後のサプライズ!

昨日は令和4年9月定例教育委員会でした。 

当日の会議の議題(議案)は以下の通り。 


 数か月前から教育委員会会議は教育委員さんや執行部の皆さんと同じ会場に傍聴者が入ることが出来るようになり、傍聴者用の配布資料が持ち帰り可能になりました。

(内容によっては回収されるものもあります。)  

 以前より教育委員会の会議傍聴者が増えたことが関係するのかわかりませんが、やはり傍聴を続けて情報を取りに行き、考え、不明な点は質問していくのは大事だと改めて思いました。

そう、マツコはKYYBBAなので(;^_^A 


 さて、今回のピックアップは、以下の議案です。

 <議案第24号>  
松戸市立小学校・中学校通学区域に関する一部を改訂する訓令の制定について

 これは、 松戸市教育委員会より松戸市学区審議会へ「令和5年度市立小学校通学区域の変更について」諮問した案件に対する改定の議案です。 

 市内3カ所①~③の通学区域の変更が示され、そちらへ審議会からの答申が示されました。

 今回変更するのは3カ所とのこと。※添付参照 

(他にも対象地域はあり、これから確認を行い順次検討します、とのこと)

  うーん、こちらについては委員の皆さんからも「なぜ今まで変更しなかったのか?」や、「答申の文中の審議委員の“経緯が分かった”という表現があるが、学区審議会で今までこの学区について審議してなかったのか?」など、ごくごく当たり前な質問が(;^_^A 

 毎年、学区審議会の審議員の皆様は地域自治会の重鎮が多い印象。それを非難するわけではありませんが、特に小学校区に関しては、子育て中の保護者の声が届く現場や組織の方を審議委員に入れてはどうか?などの意見が以前から教育委員会会議内でも上がっていたと記憶しています。

 そして、なぜ今回まで変更が無かったのか、という質問に執行部の回答は「松戸市は2004年から学校選択制が導入されたため、それによって必要に応じて学校を選べるようになっていたため」との事。委員の皆さんからも「学校選択制があるから学区を見直さないのは違うのでは?」「今後も当事者の声を積極的に集め、通学が安全な学区の見直しをして欲しい」という意見など出ていました。  学区の見直しについては議会の一般質問でも質問が出ていたので、今回の諮問からの学区変更もそういった働きかけで進んだものかもしれません。


会議後のサプライズとは?!

  この日の議題は少なく1時間程度かな、と見込んでいたのですが、最後に教育長より、 「この後、部活の地域移行の案件について勉強会を開催します。傍聴者の方もよろしければそのまま傍聴を」と。これにはびっくり!一緒に傍聴していた図書館推進の方とも「おおー!」となりました。

  議題の内容(個人情報等)によって、教育委員会会議中が「秘密会」となり傍聴者が締め出されてしまう事がよくあります。ですが、こんな風に「傍聴者に残ってもらってもいいですか?」と教育委員長が執行部に掛け合ってくださり実現しました。 

 勉強会の発言内容はこの段階は誤解を招くといけないのでオフレコですが「子供たちの育ちに何が大切か?」という軸で話された内容にムネアツでした。 今の教育委員会会議に参加されている委員さん、それぞれがとても個性がありご自身の経験なども踏まえ、提案された議題にしっかりと意見を出してくださるので傍聴してても本当に首がもげそうになります(笑)

 もちろん、その意見を受入れ、教育委員会の現場で動いてくださる職員の皆さんの取り組みや協力があってこそだと思います。 

 新年度になってすぐに聞いた教育長の講演会の講演テーマも攻めていたので、松戸市らしい「学びの松戸モデル」の推進を期待したいと思います。 

 議会傍聴はハードルが高くてちょっと…と言う方は、是非教育委員会会議がオススメです。

 ちなみに次回の教育委員会会議は10月12日(水)9:30~です。

  興味がある方は、是非マツコまでお問合せください。

 (富田) 


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