マツコ、アドボカシー講座のゲストとしてコネクトしてきました♪

 1月14日(土)14:30~松戸市民サポートセンター開催の「市民活動よろず講座」へゲストとして参加してきました。


  当日の参加者はリアル会場が10名前後(顔見知りの参加者が多くアットホームでした!)、オンラインの参加者も数名おり、センター長の阿部さんからは「もっと参加者が少ないと思っていましたが、松戸市民の意識の高さを感じます」との冒頭挨拶から和やかにスタート。

 参加者には地域活躍塾卒業生や現役の塾生の方が多く、自己紹介からも個々の熱気を感じる場でした。 講座内容はアドボカシーはもちろん市民活動やNPOの定義などから学ぶとても良い時間となりました。何より、アドボカシーを知れば知るほど、マツコの活動そのまんま!でした(笑)

 個人的な感想ですが、議会などを傍聴していても行政も市民の声を必要としていることを常々感じるので、今後もこういったアドボカシー講座はいろいろな立場や視点で継続して啓発して欲しいと感じました。 


  アドボカシー(advocacy)とは… 
  〇直訳…「擁護・代弁」「支持・表明」 

社会的課題を解決するために社会に働きかけること

 ※当日資料より抜粋


  

  マツコからは、富田・小川で過去に提出した3つの陳情の経緯や感想についてお話をさせていただきました。 以下のリンクから各陳情のブログをご覧になれます。

 【陳情①】 令和3年6月議会「議会運営の正常化を求める陳情」→付託されず

 【陳情②】 令和3年9月議会「委員会のインターネット公開を求める陳情」→付託(審議)⇒不採択 

 【陳情③】 令和4年9月議会「委員会のインターネット公開に向け、建設的議論の開始を求める陳情」→付託されず

 

 【松戸市の「陳情」について懸念していること】

 ・審議内容にかかわらず、陳情内容について公開が無い(流山市は陳情を公開)

 ⇒審議された委員会での議事録は残るが、ネット中継はなく直接傍聴するか、数か月後に公開される議事録でしか確認できない。 

・陳情内容により付託された委員会で審議する際、陳情者からの趣旨説明は休憩時間内に行われ、議事録には残らない。

・陳情は議員への配布のみで審議しなくてもいいのではないかと思われる発言が見受けられる。(柏市は議員への書面での配布のみ) 

⇒「なんでもかんでも出せばいい」というものではなく、陳情も内容をキチンと精査し審議してもらえるものを提出する必要がある。

・陳情については付託された委員会でも、採択されることはほとんどない。

・事前の合意形成(つまり根回し)を勧めてくる議員もいて、市民の声をどう市政に反映させてもらうかが大きな課題。←これは当日は言えませんでした(;^_^A

 

  陳情についての印象が、議会への諦めや否定にならないよう、まずは議会傍聴など「知る」ことの大切さをお伝えしたいと思いながら準備をして臨みましたが、 実際の説明の中でそれが上手く伝えられたかは微妙だったので、グループに分かれ感想など共有した際に以下の点をお伝えしました。

「なぜ私たちが傍聴をしているのか」

「陳情を通して議員さんとやりとりをする中で感じたこと」

「これから進めたいこと」

  講座の終了後は参加者の皆さんとの交流もあり、とても楽しかったです(^^♪ 

 これからもマツコは「ズブの素人感覚」を大切に、松戸市民最強の「おせっかい集団」として邁進していきたいと思います。 

(富田) 

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