「特性のあるお子さんのための進路ガイダンス」ご参加ありがとうございました♪

3月4日(土)の進路ガイダンスに参加していただいた皆さま、 そしてゲスト協力していただいた皆さま、ありがとうございました。 

進路がガイダンスにお招きしたゲストの方についてや、進行予定などは以下のブログへ↓

「特性のあるお子さんに向けての進路ガイダンス」を企画しちゃいました♪

当日はお三方から、さまざまなお立場や、経験からの貴重な情報を教えていただきました。

参加後のアンケートをまとめたのでそのお知らせです。

 矢口さんのお話では、進路というテーマを超えて、「パラレルキャリア」、子供との距離感など、「保護者として、子供のための情報収集」以上の一個人としても学びになるお話でした。 20分という限られた時間の中で、とても情報濃度が高かったように思います。

富永さんのお話では、よく聞く「合理的配慮」がどこからきているのかなど、、基本的な部分から聞かせていただきました。個別の支援計画の活用をすること、合理的配慮の定期的な評価、見直しを、今一度、学校と話し合っていく必要があると感じました。 

鹿又さんのお話では、すでに大人になったひだまりに関わる方々の成長の過程を聞かせていただくことで、今が人生の行き止まりのように感じてしまっても、未来はどうとでもなるんだという希望が湧くような気持ちにさせていただきました。 

また、先輩高校生と、その保護者の方の、鮮度が高い生の声を聞けたのも本当にありがたかったです。 ご協力ありがとうございました! 

個人的な感想としては、今回のイベントを運営することでも、資料作成などの技術の面でもいろいろ学ばせていただきました。矢口先生のお話にもつながるかもしれませんが、私も学生時代よりも今の方が勉強しているかもしれないです。今も学び継続中です。 

以前は、子供が発達障害、学習障害があることで、(むしろ子供を持つこと自体について)なんでこんなに大変なんだろう…と悲観的になることが多かったのですが、それ故につながった方々とのご縁や、それ故に得た知識、経験が、私の人生により深みを持たせてくれているなと感じます。(あれ?死亡フラグみたい?)

 進路選択は、大きな岐路にも見えますが、長い人生の中ではまだ通過地点。一般的な節目が、それぞれの成長に合ってない場合もあるのが当たり前とも捉えながら、進路選択の後方支援ができればいいなと思いました。そして、まだまだこれからも子供と一緒に(またはそれぞれで)学んでいけるといいなと思います。

マツジョ(松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会)石井


☆以下、参加者の方に寄せていただいた感想です

今後の参考にさせていただきます。

 ご参加、ならびにアンケートへのご協力、本当にありがとうございました! 


 ★息子の不登校で長いトンネル生活を続けていますが、改めて、今の息子のありのままを受け入れて、心と身体の状態を安定させてあげる事がこの先に繋がるんだと思うことが出来ました。

 ★春からは高校生になりますが、頼れる存在に多く出会ってほしいなと感じました。 

 ★矢口先生の、学校と親の通訳のようになって良い部分を拾って伝える、というお話が心に残りました。素晴らしいですね。

現実そこまで手厚く支援をお願いできない方が殆どだと思うので、世の中や学校の理解がもっと深まってほしいと願うばかりです。 本日は貴重な機会をありがとうございました。 

 ★都合により前半聴講できませんでした。アーカイブ配信があると嬉しいです。 

 ★前向きになれる情報が盛りだくさんで大変参考になりました。 Q&Aはもう少し多くお答え頂きたかったです。 学校へ配慮を申し出るのに躊躇しがちになりそうですが、次の世代に繋がる事もあるので、声をあげることは無駄ではないと前向きな気付きがありました。

 一番心に残ったことは、ひだまりさんのお話から、高校に進む事がゴールではなく、その先の未来に向かって自分がどう生きていくか、不得意な事を得意なことでカバーしつつ、好きなことを大事にしていく為にはどんな道を選ぶのかを応援出来る親になりたいと思いました。 ありがとうございました。

★富永さんの合理的配慮のお話が大変参考になりました。 矢口さんの将来的に必要な能力など長いスパンで見たお話にも勇気づけられました。 不登校の会やマツジョの活動などの情報も知ることができ大変有意義な時間でした。 合理的配慮の事例集や様々な活動のリンク先も送っていただきありがとうございました。 また、このようなイベントを開催していただけると大変ありがたいです。

 ★矢口さんのお話と、実際の学生さんの声が特に興味深かったです。今の内からどんな学校があるのか知っておいて子供の選択肢を増やせればと思います。 

 ★このような機会を作ってくださり感謝です。 うちの子どもはまだ小2ですが、最近まで不登校気味で、勉強にも将来にも不安がありました。 

今は学校側の配慮、担任の先生やクラスメイトが合っているので登校出来ていますが、先生が変わり配慮が変わると行けなくなるのではと思っています。

ネットで通信制の高校が増えたり進路の幅は広がってるのかなとは思っていましたが、実際のところは分からず、あせる気持ちもありました。 矢口さんの『親の時代とは違う』や『親から自分がこうだったから』は言わない、『怒るときは他人の子どもと思う!』という言葉は常に頭に置いておきたいと思います。 また、矢口さんの実例からのお話し、合理的配慮についてや鹿又さんの長い期間不登校のお子さんが時間をかけて自分の好きなことを見いだし、遠方の学校へ進学、就職されたとのお話しを聞いて漠然と抱えていた不安に光がさした思いです。

高校生たちの体験は、どのお子さんも自分にあった高校へ進学されていて、充実した高校生活を、送ってらっしゃるのだなと感じました。 ご両親がお子さんのことを思って懸命に対応されて来られたのだろうなと感じられ、涙が出ました。 日々、不安が沢山あるの中で手探りの子育てをしておりますので、今後も定期的に今日のような素敵なお話しが聞ける機会があると、励まされます!

 ★ご登壇者様、ご自身の経験を語ってくださったお子さん、保護者様方のお話、主催してくださった皆様、素晴らしい企画をありがとうございました。皆さまの、応援したい、大丈夫…というとても温かいメッセージが感じられ、とても嬉しかったです。

 ★企画ありがとうございました。活動素晴らしいと思います。参加させていただきありがとうございました。どの方のお話ももっとたくさん聞きたかったです。高校生の方のプレゼンテーションもとても参考になりました。 自分に合った学び方を、発達の凸凹のあるなしに関わらず、どの子も見つけ選べるような学校になれればいいのになあと思います。

 ★不登校中、学習困難な状態に日々不安を感じ、毎日、一日に何度も「学習させるべき」と「本人のやる気が出るまで待つべき」の二択の考えを行ったり来たりしていましたが、待つ対応で良いと確認できて安心しました。 あと、矢口さんの訴え続けるべき、というお考えには非常に共感しました。 

 ★長い目で見てどう判断するかという全体像、学校のスタンスや合理的配慮の位置づけ、学校の現在の状況や当事者の学生での率直な評価と保護者目線での評価が大変勉強になりました。読み上げ音声は少し早口に思いました。音量など全体の環境は良く、またそれぞれの項目についての時間配分も適当でした。皆さんが真摯に現状に向き合い、動いてきたということがよく伝わり感動しました。 

 ★色々な立場の方のお話どれも興味深くて参考になりました。在校生と保護者の声も聞くことが出来て良かったです。進行のお二人の話も聞きやすく、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。

★運営・富田です。今回の企画は特性があってもなくても聞いてためになる企画になれば!と思って企画をスタートさせました。資料の準備なども共有可能なアプリを使ったり、ゲストの方や運営ではオンラインのMTGなど、工夫しながら実現出来たことが本当に嬉しいです。(皆様に感謝です!)   こういう当事者が聞きたい内容はコレ!というモデルを作れたような気がしています。テーマを変えて、次回はオンラインではなくリアルでの座談会などまた楽しい企画を皆さんでやってみたいと思いました(^^♪高校生の声の音声読み上げは、イマーシブリーダーの紹介にも役に立って秀逸でした!みんなでイベントを作り上げるのは本当に楽しかったです。  

以上

まつど子育てコネクト matsuco