マツコ陳情第1弾!議会運営委員会終了、“市民の声を聴く”って何?

 松戸市議会令和3年6月定例会に向けて、まつど子育てコネクトより提出しました陳情書について、委員会に付議されるかの審査が、6月7日の議会運営委員会にて行われました。

 今回、市民より提出された陳情は、まつど子育てコネクト提出の「議会運営の正常化を求める陳情」を含めて計3件、他に「新拠点ゾーンと市庁舎建て替えに関する特別委員会設置」が2件ありました。

 審議の結果、マツコ初めての陳情は、反対多数につき残念ながら3件とも「委員会には付託せず」となりました…。

 賛成→二階堂委員、宇津野委員、増田委員、山中委員

 反対→諸角副委員長、大谷委員、高橋委員、鈴木(大)委員、渋谷委員、末松委員

    城所委員

 反対意見としては、「すでに議運で決めたことだからなじまない」「議運ですでに話している同じ議論の繰り返し」などの声が聞かれ、賛成意見としては「市民の見えるところで議論すべき」「議会運営にかかわることなのに、なじまないというのは反対の理由にならない」との意見がありました。

 松戸市議会の議会運営委員会は、原則市民は傍聴出来ませんが、陳情があった場合、それに関する審議のところだけ傍聴できます。今回、宇津野委員より、「このあと、まさに陳情にあった6月定例会のコロナ対策について話し合うことになっているため、引き続き市民が傍聴出来るように出来ないか」との提案があったものの、その場では委員長より「先例がない」と認められず、傍聴者は一度退席しました。

 その後、再度傍聴を求めるべく、受付証を記入し、議運の許可を待ちましたが、事務局より「委員長より許可が出ませんでした」との報告があり、傍聴はかないませんでした。

 正式なルートに従い提出した陳情でしたが、「なじまない」「すでに議運で決定していること」という反対するに合理的な理由もないままに議事が進められたことは、とても不誠実な対応であったと感じましたし、今回議会運営そのものを問う内容だったので、それでは「陳情ってなんのためにあるのか」「市民の声を聴く」ってどういうことなのか、考えさせられる議会運営委員会でした。

 とはいえ、マツコはこれで終わりません!6月8日から6月定例会がスタートします。引き続き、委員会や本会議のリアル傍聴、ネット傍聴(本会議)を通して情報を共有し、発信して、これから「開かれた議会」に繋げていけるよう、松戸市議会を見守っていきたいと思っています。

 オープンチャットも引き続き動いていますので、是非、市議会に少しでも関心のある多くの市民の方のご参加をお待ちしております!

(小川)

 

◇2021年6月7日(月)議会運営委員会 陳情部分レポート(こめさん)はこちら


◇傍聴者退席後の議会運営委員会の様子はこちら(中西議員のブログより)

まつど子育てコネクト matsuco