まつどでつながるプロジェクト・子育て・子どもの孤立を予防するための円卓会議へ

令和3年7月6日(火)14:00~「まつどでつながるプロジェクト・子育て・子どもの孤立を予防するための円卓会議へ参加しました。

『まつどでつながるプロジェクト円卓会議資料』

代表の竹内はオンラインでの参加、富田は今回初めてリアル会場へ参加しました。

当日はオンライン15名前後、リアル会場は15名前後の参加で、参加者は行政や民間、市民をはじめとする子ども子育てにかかわる人たちの円卓会議で、まつどつながるプロジェクトが主催しています。

私は、こちらの会議が立ち上がる前段のプレ円卓会議の中で熱く、熱く、コロナ禍でのオンライン学習について語っていたことからつながるプロジェクトの「オンラインパーク」をお手伝いする運びとなりました。

円卓会議では、いくつかの事例を共有し「では、何ができるのか?」など、いろいろな立場の参加者同士の視点で意見を交わすことで新たなつながりが生まれたり。

今回は松戸市虐待防止条例が令和2年4月1日より施行されていることを受け、改めて松戸市の取り組み事例についてお話を伺いました。

1つ目は松戸市子ども家庭相談課の方から本市の年々増えている相談件数についてなどを伺いました。(ただ、増えることが悪いわけではない、というお話も)

2つ目は松戸市のSSW(スクールソーシャルワーカー)について。

松戸市の取り組みは「配置型」と「派遣型」を取り入れている全国的に見ても先進的な事例とのことでした。

すみません、松戸市がそんなことになっているとは全然知らず、今回初めて知りました!

恥ずかしながら、スクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカーの違いについて、以下のように説明していただきとても分かりやすかったです。

そして、相互に連携が取れたら鬼に金棒では?と思ったり。

・スクールカウンセラー(SC)とは?→心のケアを目指す

・スクールソーシャルワーカー(SSW)とは?→取り巻く環境のケアを目指す

実は学校に登校しない選択をした方から「学校からいきなりSSWを紹介された。調べたらどうやら虐待を疑われているようで…。とても悲しくなった」という声を聞きました。

今回、私の席には実際のSSWの方がいらしたので、率直にその声をお伝えしましたが、SSWの方の現場での対応の難しさなどを伺うことが出来、今後、どうつながったら良いかなどアドバイスをもらうことが出来ました。(これ、すごい!)

意見交換では個人的な意見として自主休校や不登校などの理由で家庭で子ども達を見守っている保護者(特に母親)の負担感が大きいこと、その相談先が無いこと、学校への不信感や不安感を取り除いて欲しい事をポストイットでお伝えしました。

コロナ不安で学校に登校できない場合はオンラインなどで学校と繋がれたら?と思い、現在のSSWの現場での状況を伺うと「現在はそのような予定はない」との事。

うーん、そこをつながるプロジェクトでフォロー出来たらいいのに?と個人的に思いました。

この円卓会議でいろんな窓口の人がつながり、情報を共有していくことで松戸市で支援から零れ落ちる人を少しでも救えたらと思います。

興味がある方は是非つながる事務局やマツコにお問合せください。

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因みに、今回の事例紹介の資料の中にSSWさんの支援体制は一覧があったのですが、SCの具体的な人数がわからず。

千葉県の施策としてはこちらにありました。

「千葉県スクールカウンセラー等配置事業について」

小中学校に来ているスクールカウンセラーさんの全体人数がわからず気になったので松戸市の教育委員会・教育研究所の方に確認したところスクールカウンセラーさんは千葉県の管轄で松戸市に小学校7名、中学校20名の27名が派遣されている?との事でした。






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