マツコの社会見学!第2弾~ゴミの分別オンライン勉強会~

 R3.10.25、Zoom形式による「ゴミの分別オンライン勉強会」を開催しました。

 当日は運営メンバー含め13名の参加となり、松戸市役所環境部廃棄物対策課より職員の柳沢さんにリモートでいろいろ教えて頂きました。

 前半は、柳沢さんより区分に関する資料を共有しながら詳しくお話を聞き、後半は質問タイムや情報共有などを行いました。

 質問タイムの中から、一部抜粋したものをご紹介します。

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Q:区分変更に伴い、ゴミの集積場に告知のパネルがあった方がいいのでは?

⇒A:混乱しないよう市で金属製のパネルを用意する予定になっていて、各町会長や自治会長宛にお知らせする。過渡期の取り残しなどは、市のゴミのコールセンターに連絡してほしい。

Q:スーパーの有料のレジ袋を自治体で収集が可能なものにしているところもあるが、松戸市では取り組む予定はありますか?

⇒A:いろいろな自治体の取り組みを参考にしていて、分別の意識が高まると認識しているが、ゴミの処理の一部を他市にお願いしていることもあり、受け入れてもらえない可能性もあるので、まずは区分変更して、そのあと研究材料としていきたい。

Q:現在粗大ごみとしているもののうち、7品目(座布団や電子レンジなど)が不燃ごみに変わりますが、リサイクルできるものが少なくなるということですか?

⇒A:新設されるリサイクルプラザで仕分けが可能。

Q:家庭から出るゴミが令和2年度では、約6万トンあるが、そのうち生ごみの割合は?

⇒A:2年ほど前のゴミの分析結果になるが、違反ゴミを除く80%中、調理くずが30%、食べ残しが10%なので、合計40%が生ごみになる。

Q:松戸市はゴミの分別区分が多い気がするが、他の自治体との差は?

⇒A:プラスチックをどう扱うかの違いが大きい。リサイクルできるものを分けているから多くなってしまう。

Q:来年4月に新設されるリサイクルプラザの内覧など見学を行う予定は?

⇒A:資材不足などで工期が遅れていることもあり、内覧会の予定はいまのところない。まずは予定通り稼働させ、軌道にのったら市民向けの見学会など考えていきたい。

Q:新設されるリサイクルプラザの耐用年数は?

⇒A:一般的には、20~25年くらい。長寿命化の改修工事をすることで、長くすることができる。

Q:リサイクルプラスチックはどの程度きれいにすればいいのでしょう?

⇒A:さっと、水道で水洗いすれば大丈夫。それでも落ちない汚れや臭いが付着したものは、リサイクルの品質低下につながるので「その他のプラスチックごみ」として出してほしい。

Q:松戸市のゴミの減量の目標はなにかありますか?

⇒A:以前策定した「ゴミ処理の基本計画」が今年度で終わる。その中の「ゴミの減量計画」で、目標が市民一人あたり、740g/1日のところ、令和元年度は708.4g/1日だったのでわずかながら目標を達成できた。令和4年度以降10年分の新たな「ゴミ処理の基本計画」の素案を現在作成中で、今後パブリックコメントの募集も行う予定になっている。

                                    (説明会資料より)

☆分別区分説明会資料 ⇒ コチラ

☆LFCコンポスト(微生物の力で生ごみをなくす!)⇒ コチラ

 参加頂いた方から教えていただきました。松戸市の助成金も受けられます!

  生ごみ処理容器等購入費補助金制度(松戸市HPより)

*****参加者の感想***************

◆ゴミの色々がわかってよかったです。資料を事前にいただけたので、開始前に目を通せました!資料の読み上げに時間がとられていたので、そこはもっとさらっとでよかったかも?事前に見ていて頭に入ってるので。みなさんから出る質問が興味深くて学びとなりました!

◆やはり、ゴミへの意識って住民一人一人違うから現状のごみの問題(和名ケ谷クリーンセンターだけで処理しきれていない)とか含めて松戸市もしっかりとしたゴミ目標?みたいなの掲げて取り組みたいと思った。告知本当に頑張って欲しい。コンポスト活用して、生ゴミ減らしたい。 みんなでゴミを考える会やりたい。

◆政治は生活❗️ゴミも生活❗️そして、ゴミは政治なんですよね。大変勉強になりました。店舗が有料で配布している適合素材のポリ袋を「松戸市認定可燃ゴミ袋」に認証する取り組み、ぜひ検討いただきたいです。廃棄物対策課で前例のないオンライン説明会を快諾、実行いただき、ありがとうございました。

◆ごみって身近なことだけど、なんか面倒だなぁと正直思ってました。(他市に比べると分別細かいんだもの。)でも今日松戸市に説明してもらい、参加者の方と話せた時間はとても大事なことだなと思いました。新らしく稼働させるリサイクルセンターを長く大事に使いたいし、リサイクルできるものはリサイクルし、ゴミを減らして地球に優しい松戸市をと思いました。

◆今日はゴミの分別変更について勉強になりました。ありがとうございます。分別だけでなく松戸市のゴミを他市にお願いしている事を知り、主婦にとって身近な生ゴミを減らす工夫をし、ゴミの廃棄量を軽減したいと思いました。この事は環境対策にもなり次世代により良い社会を残す事にも繋がると思います。 また(仮称)松戸市リサイクルプラザの内覧会等があったら是非参加したいと思います。ゴミ処理を実際に見る事で主体性を持ってゴミ問題に取り組めると思うからです。

◆zoom参加が本当に良かったです。 ごみの分別区分の丁寧な話と、最後の参加された方々のいろいろな意見が聞けたのも有意義な時間だったと思います。ごみ集積所に残されたごみ、自治会でゴミ当番になったときに、「自分が当番のときに残されゴミや不法投棄ありませんように…」と願うばかりでしたが、そういったことに対応してくださる電話窓口があることを初めて知りました。本当にいろいろ勉強になりました。機会を作ってくれたマツコさん、市の柳原さんにも感謝です。

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 1時間ちょっとの時間でしたが、ゴミの区分変更のお話だけではなく、生ごみの減量につながるコンポストの話など興味深い話題もいろいろあり、「ゴミは生活」を実感した有意義な時間でした。

 マツコはこれからも、日頃の生活の中で感じる「そもそも」について、”社会見学”という形でいろいろ学び、発信していきたいと思います!

                                        (小川)

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