マツコの社会見学！第１弾　～新拠点ゾーン編～

　いま、松戸市では老朽化した市庁舎どうするか問題が喫緊の課題となっています。そこで持ち上がっているのが、松戸駅東口の一帯を開発する新拠点ゾーンに市庁舎も移転しようという案です。これまで市議会の一般質問で何度も取り上げられ、現在は「公共施設再編検討特別委員会」が立ち上がり、議論が続けられています。

　そこで、マツコとしても実際に予定地がどんなところになっているのか見てみようということで、先日、裏まつど議会だよりの編集メンバーで集まり、地元住民であるメンバーの案内のもと実際に歩いてきました！

　歩いたルートは、松戸駅東口プラーレをスタートして、市庁舎の建設予定地となっている南側ゾーンの相模台公園～旧法務局跡地～相模台小学校～第一中学校へ。

　次に、中央ゾーンの緑を生かす機能として、中央公園へ。最後に北側ゾーンの多様な暮らしを充実させる場とされているヨーカドー５階入り口から旧官舎跡地を見て、ヨーカドー横の急な階段を下り、観音様（昔、がけ崩れで犠牲になった子供たちを悼んで建てられたそう）を通り、再びプラーレに戻り、ゴール。

　約２時間かけて回りましたが、実際に歩いてみると、”百聞は一見に如かず”。

　議会で傍聴しただけではわからない課題もいろいろ見えてきました。新拠点ゾーンへのアクセス道路をどのように確保するのか、実際に計画にはそこまで含めて一帯どれくらい予算としてかかるものなのかまだ算出されていないようです。市庁舎の建設が計画されているエリアは、裁判所や学校がありとても静かなところなので、交通量など一気に変わり安全面はどうなるのか。一方、旧法務局跡地やヨーカドー５階出入口のすぐ裏にある旧官舎などはそのまま放置された状態で、景観や防犯の面でも不安が残りました。

（相模台公園☆大きな桜の樹があって、もしここに図書館の入った複合施設ができたら、桜を眺めながら読書が出来る居心地のよい空間になるのではないかと思ったり…）

（相模台小学校前☆国道６号線から裁判所へ向かう道、とても静かな場所です）

　６月議会から立ち上がった「公共施設再編検討特別委員会」でしたが、これまで開催されたのは、7月１回、8月に２回でそれ以降は、今日現在予定すら立っていません。いまの市庁舎の耐震問題もあり、安全面からも検討が急がれます！

　と、ちょっと難しい話になってしまいましたが、歩いた当日は天気の良い日で大人の遠足のようで、自然もたくさん残っていてブラブラを歩きながらとても気持ちが良かったです。

　買い物ついでなどにちょっと足を延ばして、どんな風に変わったら住みやすい街になるかご自身でもちょっと考えてみて頂けたら嬉しいです♬

　そして、実際に計画の場所を歩いてみた編集メンバーの新拠点ゾーンへの賛否は、11月発行予定の「裏まつど議会だより」にて発表しますので、是非そちらもご覧ください！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（小川）

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　新拠点ゾーン整備基本計画（概要版）　市役所HPより　　コチラ

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