教科書についての勉強会へ参加してきました♪

7月9日(日)13:00~16:00@勤労会館にて、

教育委員会の傍聴がご縁で繋がった「松戸の教育を考える市民フォーラム」の方から

お声掛けいただき教科書についての勉強会に参加してきました。

 当日の参加者は7名。 

※「松戸の教育を考える市民フォーラム」は現在活動は休止中とのことです。 


 本日のテーマは「松戸市の教科書問題20年 なぜ教育委員会会議を傍聴しつづけるのか」。 

主旨は、1997年に起きた教科書問題以降、時系列に合わせて松戸市の教育委員会の在り方や行政の動き、教育基本方の改正に伴う課題なども合わせてお話を聞く会になりました。 

そもそも、教科書問題と言われても「?」が普通だと思います。

私も、参加した目的は教科書と言えば先日の教科書展示会行ったけどイマイチだったこと、

今後のデジタル教科書についての動向は知りたい!くらいの気軽さで参加しました。

参加してみたら、参加された皆さんのお話に引き込まれあっと言う間の3時間でした。

「教科書問題」では、特に日本の歴史についての記述論争が問題の中心にあるのかな?と思いましたが、今回の内容については私もまだまだ不勉強な部分もあり、詳細を記述できるほど理解もありませんので差し控えますが、まずそこに起きている問題を「知る」ことは大切だと改めて思いました。 


ちなみに、この教科書問題については 「教育と愛国」という映画がまさにこの問題を扱っていて、

参加した他のメンバーの話題にも上がっていたので帰宅してから早速ネットで視聴しました。

(ちょうど、Amazonプライムビデオなら無料で観られました!)

この映画を見て、さらに教科書やこの国の教育について考えさせられました。 

そもそも私自身が刷り込まれてきた教育も、いつの間にか現在の教科書から記述が消えていたりすることを考えると、学びは常に最新のものにアップデートされなければ意味がないのでは?と思ったり。 

 マツコの傍聴活動から、学校の教科書が4年に1度教科書の採択が行われること、

 それに伴い検定を通った教科書が展示されることを知り、

展示会に足を運んでみたところいろいろな気づきがありました。

 以下は昨年の展示会に足を運び、気になったこと・こうして欲しい!という思いを込めて市長メールをしたものです。 せっかく実施する展示会。どうせならたくさんの人が足を運びたくなるものにして欲しい、そう思うのは私だけでしょうか?

 2022年のブログより↓ 

皆さんも「市民の声(市長メール)」にコネクトしてみませんか? 


この時は、プロジェクターでパソコンの画面を映し出したものだけでしたが、 

それでもデジタル教科書の説明コーナーがありました。 

残念ながら、今年の教科書展示会ではそのコーナーは無くなり、

担当者の方に聞くと、 

「この展示会はあくまで制度で決まっているもを実施しているので…」との事でした。 

とても残念だったので、アンケート用紙にびっしり書いてきました。 

あとでマツジョ(松戸の読み書き困難支援の情報交換のための会)のメンバーに共有したら

「音声教科書とか拡大教科書とかの展示があったら見たかったのに」などの声もありました。

 そもそも教科書の採択や展示会って何?何のためにどんな風に行われるのか?ですが、

こちらについては、「子どもと教科書全国ネット21」という団体さんがいろいろ発行されているようです。(本日も分かりやすい冊子を頂きました)

「子どもと教科書全国ネット21」


最後に。

参加された運営側の方が

「娘にこういう話をしても、言いたいことや活動は分かるけれど…正直毎日を過ごすのに精いっぱいでそんな余裕など無い、と言われた」と。

 残念ながら、本当にそうなんです! 

私たち子育てど真ん中世代がこういうことに目を向ける余裕が無いことがそもそもの問題(´;ω;`) 

生活が政治に繋がっていること、知らないうちにいろいろな事が決められていく怖さを知ってからは見て見ぬふりは出来ない!と思い私も今に至りますが、やはり毎日が忙しい。

 今日知ったことを自分なりに落とし込み、どうやって周りの子育て世代や子ども達に伝えて行けるのか? そんなことをこれから考えてみたいと思いました。 

                                         (富田) 

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