2025年10月22日(水)~24日(金)にパシフィコ横浜で開催された
「図書館総合展」へ行ってきました。会場でもう一人のメンバーと合流して大人の遠足気分♪
図書館総合展は今回でなんと第27回目。
私がこちらの展示会を知ったのは昨年でした。
図書館の活動をするなら、是非!と司書の方や活動回りの方からのおすすめもあり
今回やっと行くことが出来ました。
場所がパシフィコ横浜(最寄駅:みなとみらい)なので、松戸からはちょっと遠いけれど、
結論から言うと、
絶対に本や図書館に興味がある人は時間かけても行く価値ありです♪
受付は用意されたスペースで各自で区分のカードに記名し、
フォルダー(帰りに返却)に入れて首下げをするスタイルです。
(名刺は必要ないので市民活動民には気負わずありがたい)
★図書館総合展マップ
当初、参加したいフォーラムの当日枠の受付をしたのですが、満席のため資料配布なし立ち見との事で断念しました(´;ω;`)来年は早めに予約したいと思います。
図書館総合展初心者には、ガイドツアーもあったりします。
悩みましたが、今回はスタンプラリーをしつつ回ることにしました。
スタンプラリーしつつ、順番に回るだけでいろいろな資料やノベルティがたまり、
手提げがパンパンに!(カートとか持って行かないと書籍は買って帰れないかも!)
今回、図書館総合展で私が個人的に気になった展示をご紹介します。
【展示①公共財団法人 図書館振興財団:図書館を使った調べる学習コンクール】
こちらは、図書館での調べ学習のコンクールですが、地域コンクールというものがあり、千葉県では現在船橋市、野田市、茂原市、柏市、八千代市、袖ケ浦市の6市が参加していました。
小学生から大人の部もあり、学校や図書館と連携することで「みんなで」図書館を有効活用する取り組みとして面白いと思いました。
また、財団として振興助成事業への助成金制度もあり、図書館予算の確保が難しいなら市として助成へチャレンジ出来ないか?など妄想が膨らみました。
展示されている資料がとにかく素晴らしかったです。
【展示②カーリル:2025年10月リリースのカーリルforAI】
日本最大の図書館蔵書検索サイト「カーリル」
一緒に回っていた司書資格のあるメンバーの方に「これ、すごい!」と伝えたら「ああ、カーリルね!」という感じだったので、司書の方はご存じのシステムのようです。
カーリルが作られた経緯について調べると、既存の図書館システムが利用者視点で作られていないことを見て、より使いやすい図書館サービスのアイデアが発案され、2010年3月に公開されています。(「カーリル」の語源は「借りる」から。わかりやすい!)
2025年10月よりさらにAIと連動させることによりさらに進化したようです。ただの蔵書検索システムとは視点が違い「本との出会い」を導くツールのようです。
私も実際に使える範囲のものから活用したいと思います(^^♪
【③図書館自動返却機「BookReturnKiosk」】
こちらの自動返却機は回収した書籍を振り分けることまで出来るらしく、
海外の様子でしたが、動画も見せていただきました。
成田市ですでに導入しているそうなのでとても気になりました。
分館の多い松戸市、このような機械を入れる場所を確保して集約したら仕分けのための人件費負担削減や、書籍の回転率を早めることが出来るのでは?など妄想が膨らみました。
せっかくの図書館スタッフは作業よりレファレンスに集中できる環境にして欲しい。
(こちらは是非、行政の方に見て欲しいと思いました。チャンスがあれば伝えてみよう)
これ以外にも会場にはスピーカーズコーナーやポスターセッション、としょけっと(図書館をテーマにした図書館関係者が作成した同人誌や書籍等の委託販売コーナー)、物販などがあり、会場はかなりの熱気に包まれておりました。
ノベルティもたくさん頂き、あちこちで興味深いマニアックなお話も聞けて、大満足(笑)。帰宅してからSNS(X)で面白い取り組みがあったことを見かけてショック!(´;ω;`)。
次回はもっと計画的に展示に挑もうと思いました。とにかく楽しかったです。
今回の資料等を「見てたみたい!」という方は是非、お気軽に富田まで。
(富田)
まつど子育てコネクト matsuco
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